Workspace Studioの新機能はまだ何も届いていなかった
この記事の要点
Workspace Studioの新機能をb-jamが実際に開いて確かめたこと
Google WorkspaceとAnthropicから、業務のAIを外部サービスとつなぐ発表が先週から続きました。Google Workspace Studioの自動化拡張、GeminiのMCP対応、AnthropicのCowork統合の3つです。このうち1つは、b-jamが実際に自社の環境を開いて確かめました。発表の中身と、開いてみて分かったことを分けてお伝えします。
発表された
- Google Workspace Studio:フローの自動化機能を4種類追加すると発表した。他アプリの出来事を起点にフローを起動する「カスタムスターター」、任意の処理を差し込める「カスタムステップ」、Asana・Confluence・HubSpot・Jira・Mailchimp・QuickBooks・Salesforce・Slackなど8サービスとの連携(ベータ)、外部への「Webhook送信」の4つ。対象はBusiness Starter以上を含む全エディション。利用者側への展開は即時リリースが9月21日から、通常のリリースは9月30日から最大15日かけて段階的に進むとしている(出典: Google Workspace Updates・発表9月17日)
- Google Gemini(Workspace版):MCP(Model Context Protocol)経由でサードパーティアプリに直接接続できるようになったと発表した。初期の接続先はAsana・Atlassian Rovo・HubSpot・Intuit Mailchimp・Intuit QuickBooks・Monday・Salesforceの7つで、設定は既定でオン。対象はBusiness Standard以上とGoogle AI Pro/Ultra(出典: Google Workspace Updates・発表9月15日)
- Anthropic Claude:これまで別々だった「Cowork」と通常のチャットを単一の「Claude」に統合すると発表した。あわせて文書作成の「Claude Docs」とスライド作成の「Claude Slides」を新設し、「Claude Design」もどの会話からでも使えるようにした。展開はPro・Maxプランから数週間かけて順次進め、Team・Freeは追って対応するとしている(出典: Claude by Anthropic・発表9月16日)
確かめた
Workspace Studioの4つの新機能を、発表から5日後の9月22日にb-jamの環境で実際に開いて確かめました。フロー編集画面の開始条件を全13種類、ステップを全38種類、それぞれ取得して照合したところ、発表にあった他アプリ起点の開始条件・カスタムステップ・外部サービス連携・Webhook送信は、どれも一つも見つかりませんでした。管理コンソール側では、外部へのWebhook送信を許可する設定だけは見つかり、有効にできています。ただし他アプリ起点のフローやカスタムステップに対応する個別の設定項目は、管理コンソールにもまだ存在していませんでした。
日本で使えるか
- Workspace Studioの自動化拡張4種:条件つき(段階展開中。b-jamの環境では9月22日時点で4種とも未着弾、9月24日の再確認で外部へのWebhook送信のステップだけが届いた。残り3種は通常のリリース〔9月30日から最大15日〕を待つ)
- Gemini(Workspace版)のMCP対応:条件つき(展開開始済みとの発表のみで、b-jamでの実機確認はこれから)
- Claude Cowork/chatの統合:条件つき(Pro・Maxから順次展開中との発表のみで、提供状況の実機確認はこれから)
発表された日と、実際に自分の画面に現れる日は同じではありません。今回はその差を、自社の環境を開いて確かめました。来週もこの視点で追っていきます。
出典・参考リンク
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