要約 Copilot の新しい画面は、入力欄の下にチャットと Cowork の2択があり、どちらで頼むか迷います。迷ったらチャットから始めてください。Cowork は Outlook や Teams をまたいで1枚にまとめるとき、コードはアプリを作って動かしたいときに進めば足ります。b-jam の自社環境で2026年10月31日に確かめた画面の記録です。
画面で見るのはこの5か所だけです
ある日 Copilot を開くと画面が変わっていました。入力欄の下に「チャット」と「Cowork」の2択が出ています。左上には「ホーム」と「コード」の切り替えもあります。右上には「FRONTIER」(先行提供)の表示があるので、今後変わる可能性があります。この記事は2026年10月31日時点の画面の記録として読んでください。
見るのは次の5か所です。
- ホーム/コード: 左上の2択です。ホームがチャットと Cowork の入口で、コードは別の機能(アプリを作る Copilot Code)です
- チャット/Cowork: ホームのプロンプト欄の下にある2択ボタンです。初回は Cowork が選ばれた状態で開き、2回目はチャットで開きました。直前に使ったモードを覚えているようです
- Cowork の作業画面の中: プロンプト欄は「Cowork にメッセージを送る」になり、チャットへ切り替えるボタンはありません
- 左メニュー: 新規・検索・ライブラリ・プラグイン・自動化(Cowork の定期タスク)などが並びます
- 上部のタスク: チャットや Cowork の進み具合が一覧になります。旧画面で動かした Cowork の会話履歴もここに残っていました
2択の切り替えは行きと帰りで手数が違います。
| 方向 | 手数 | やり方 |
|---|---|---|
| チャット → Cowork | 1手 | 送る前に2択を1回押す |
| Cowork → チャット | 2手 | 左の「新規」→「チャット」 |
最初の1通はチャットで送りましょう
始めをチャットにしておく理由は、手数の差です。チャットから Cowork へは1手で進めますが、Cowork から戻るには2手かかります。
質問して答えてもらう仕事と文面を整えてもらう仕事は、チャットで足ります。11月に連載第1回で使った「仕事のどこをAIに手伝ってもらえるか、質問しながら一緒に棚卸しを手伝って」という1文を新しい画面のチャットで打ち直しました。最初の質問が1問だけ返ってきました。この1文の中身は「「AIで何かしたい」の前に一番時間を取られている仕事をAIに聞き出してもらう」に書いています。
何を頼むか決まらないときも、チャットで1文送るところから始められます。
Cowork に進むのは複数の場所をまとめる仕事のときです
Cowork には「今日の朝のブリーフィングを作って」と1行だけ送りました。約40秒で「6個のアイテムが完了」と出ています。Outlook のカレンダーとメール、Teams のチャットを順に読む工程が画面に並びました。
出力の見出しは「結論」「予定」「メール」「Teams」「今日のおすすめ」(3件)でした。優先度・予定・メール・Teams・おすすめの5つを見たかったのですが、「優先度」だけが無く4つ止まりです。「結論」が優先度の役目を兼ねた形でした。予定は0件、メールは10月24日以降0件と出ましたが、予定が本当に無いのか見えていないのかは区別できない、と Cowork 自身も書いていました。
この1回の観察から、b-jam では暫定的に次の分け方で使っています。
- 質問して答えてもらう・文面を整えてもらうのは、チャット
- Outlook や Teams など複数の場所を読んで1枚にまとめるのは、Cowork
Cowork にしかできない仕事の範囲は、まだ確かめていません。まとめる仕事を頼むときに Cowork へ進む、くらいの目安で使ってください。
Cowork とコードは使うとクレジットを消費します
Microsoft の公式ページでは、Cowork とコードは従量課金(Copilot Credits)の対象サービスとして書かれています。コードはプレビュー機能で、Frontier への参加が早期利用の条件です。チャットが従量課金に含まれるかどうかは、公式の文面で確かめられていません。自分の会社の扱いは管理者に聞いてください。
使った量の表示は遅れることがあります。b-jam では10月31日の利用直後、管理画面の使用量が0のままでした。11月2日に見ると、10月分が1,052クレジット(Cowork 24・コード 1,025・マネージド ランタイム 2)と出ました。コードの1,025は同じ日にコードで何本もアプリを作った分の合計で、1本ずつの内訳は画面に出ませんでした。マネージド ランタイムは、作ったアプリを動かす Microsoft 側の実行環境です。Cowork の24には、同じ日の別の利用が混じっている可能性があります。
コードはアプリを作ると公開まで進みます。作る前に知っておきたい点は「Copilotの「コード」で作ったアプリは作ると公開まで進みます」にまとめました。
モデルはどの画面も「自動」のままで始められます
チャットでは画面上部の「自動」から選びます。Cowork とコードでは、プロンプト欄の右に「自動 中」があり、推論量を5段のスライダーで変えられます。説明には「推論量を高くするとより多くのクレジットを消費します」とあります。3つの画面とも既定は「自動」です(コードの表記は「オート」)。
迷ったら、どの画面も「自動」のままで始めて構いません。
使ってよい量は管理者に聞いてから試しましょう
従量課金の月の上限は管理者が決めています。b-jam の環境では月5,000クレジットでした。自分の画面でどこまで使ってよいかは、管理者に聞いてから試してください。
無料版と有償版の境界は「「無料でCopilotが使える」は半分だけ本当」に書きました。
自社の環境でどこから始めるかを一緒に決めたい場合は、お問い合わせフォームからご相談ください。
Gemini for Google Workspace をお使いの方は、Geminiの「Canvas」で毎月の集計アプリを1文で作りましょうへ。



