要約 毎月の集計表は、Copilot の「コード」に日本語1文で頼めます。出来た画面の数字を1つだけ手計算で確かめれば、検収は終わります。b-jam の自社環境で合成の表を使うと、5名分のシフト精算が約4〜5分で出来て、画面の6つの値はすべて手計算と一致しました。
毎月の集計表は日本語1文で頼めます
毎月同じ形の表をコピーして貼って足して作っていませんか。Copilot の「コード」は、表の中身と欲しい集計を日本語で伝えると、集計を自動で計算して表示する小さなアプリを作ります。
流れは3つです。
- 左上の切り替えで「コード」を開く
- 合成の表を添えて集計してほしい内容を1文で送る
- 数分待つと、プレビューに集計の画面が出る
b-jam の環境では社員5名の時給と7日分の勤務時間を渡したシフト精算で、約4〜5分で画面が出ました。日本語の依頼だけで成立し、英語にする必要はありませんでした。
頼む1文はこの形です
貼る文面は次の1通です。【】の部分を自分の表に差し替えてください。
次の合成データで、社員ごとの週の勤務時間と支給額、曜日ごとの合計、全体の合計を自動で計算して表示するアプリを作ってください。外部のデータには接続しないでください。
【社員名・時給・曜日ごとの勤務時間を5名分】この文面は実際に送った1文の要旨を読者向けに整えたものです。押さえる点は3つあります。
- 集計してほしい項目を並べる: 社員ごと・曜日ごと・全体、のように欲しい単位を書きます
- 外部に接続しないと書く: 合成の表だけで動かすためです
- 境界の言い方を決めておく: 「在庫が発注点以下なら要発注」のように「以下」か「未満」かを書きます。b-jam の在庫の例では、現在庫と発注点がちょうど同じ品目が、「以下」と書いた指示どおり要発注になりました
画面の数字は1つ手計算で確かめましょう
検収は画面の数字を手元の計算と突き合わせるだけです。全部を確かめなくて構いません。
- 1人分の行を選び、時給×時間を電卓で計算して画面の支給額と比べる
- 画面の合計を表計算で自分の表を足した値と比べる
- 曜日ごとの合計が1つあれば、1日分を足し直して比べる
b-jam の例では5名の6つの値(支給額5つと合計)が手計算と一致し、合計は193,800円でした。曜日ごとの合計も合っていました。一致したら、その画面は使えます。食い違ったら、どの値が違うかを書いて同じ会話で直してもらってください。
1マスを書き換えて合計が予想どおり動くか見ましょう
数字が一致しても、計算の仕組みが正しいかは分かりません。画面の表のマスを1つ書き換えて合計が予想した差だけ動くか確かめてください。
b-jam の例では時給1,300円の社員Cの金曜を0時間から8時間に変えました。予想される差は1,300×8で10,400円です。合計は193,800円から204,200円になり、差はぴったり10,400円でした。元の値に戻すと193,800円に戻りました。
この書き換えは保存されません。画面を開き直すと元の表に戻るので、気軽に試せます。
チャットの説明文は検収に使いません
アプリが出来ると、チャットに「表にはこういう数字が出ます」という説明文が返ってきます。この説明文は画面を見て書かれたものとは限りません。b-jam の例では画面が正しいのに、説明文の社員Cの数字と合計だけが違っていました。
説明文の数字は写して報告書に使わず、画面と食い違う箇所がないか見るだけにします。検収の根拠は手計算と突き合わせた画面の数字です。
実在の社員名や金額は確かめ方に慣れてから入れましょう
実在の社員名や金額は合成の表で数字を自分で確かめられるようになってから入れてください。
「コード」は従量課金で、作ったアプリが作成の流れの中で公開まで進みます。使ってよい範囲を管理者に聞いてから試してください。料金の見方は「Copilotはまず「チャット」から始めましょう」、公開の挙動は「Copilotの「コード」で作ったアプリは作ると公開まで進みます」に書きました。
作業の前に Copilot に質問させる頼み方は「Copilotには作業の前に質問させましょう」にまとめました。
自社の環境で数字の確かめ方を一緒に決めたい場合は、お問い合わせフォームからご相談ください。
Gemini for Google Workspace をお使いの方は、Geminiの「Canvas」で毎月の集計アプリを1文で作りましょうへ。



